
2020年9月上旬、作業着でお馴染みのワークマンから待望の!?登山靴が発売されました!
前から情報をキャッチし待ち焦がれていた方もいるかもしれませんね。
私もさっそく店舗へ行き無事購入しましたので、履いた率直な感想をレビューしたいと思います。
猟師を4年しているのでおそらく一般の方よりは山へ入る機会が多い私ですが、”登山靴”にとりわけ詳しいわけではありません。
なのでレビューはあくまでも一般ユーザーとしての視点ですので、その点を理解した上で参考にしていただければ幸いです。
それでは早速見ていきましょう!
ワークマンのアクティブハイクがコスパ最強レベル
今回登場した商品名は『アクティブハイク』といい、その名の通り”山歩き”を意識した作りのアイテムとなっています。
まず一番のポイントはその価格でしょう。
登山靴なのに価格が1900円(税込)ってどう考えたって安すぎますよね。
この値段なら購入のハードルがかなり低いので、「登山靴ってどんなの?」といった登山靴初心者の”初めの一足”としても試しやすいはず。

注意ポイント
ここまで「登山靴!登山靴!」と連呼していますが、あくまで”登山にも使えるシューズ”という立ち位置ですので過信は禁物ですよ。
低山を楽しむ登山アイテムとしてコスパ最強レベルなのは間違いないので、山登り用の靴が欲しいならぜひともチェックするべきでしょう。
カラーは以下の2種類
・リアルツリー
・ブラック
私はより登山靴っぽいリアルツリーにしました\(^o^)/
なんだか”歩ける人”に見えて、履けばモチベーションが上がりそうな気がしたので!
ブラックは一見登山シューズには見えない印象でしたね。
その分コーディネートしやすそうではあるので、どちらにするか悩ましいところです。
靴底にはしっかり目の凹凸
登山シューズだけあって靴底にはしっかり目の凹凸がありますね。
この凹凸により山でのグリップなど安定した歩行を実現。
多少の小石や小枝などはものともせず快適に歩けるはず。
また靴底部分の素材はEVA・合成ゴムとのことで、当たり前ですが山だけでなく普通に舗装路も問題なく歩けます。
もちろんタウンシューズに比べるとやや硬さはありますけどね。
耐久撥水加工とガゼットタン構造
登山シューズには必須とも言える撥水や防水加工ですが、アクティブハイクには耐久撥水が施されています。
これにより汚れがつきにくくまた落ちやすいという特性があるので、気兼ねなく歩くことができますね。
また砂利や泥などの侵入を防ぐ構造として”ガゼットタン”を採用。
砂利の多い場所を歩く際も、靴の中まで入ってきにくくなるため安心して履けるでしょう。
ガゼットタンとは?
靴ひもの下にある部分を「タン」といい、このタンの両サイドが靴本体と一体になることで水や泥の侵入を防ぐ構造のことです。
もちろん侵入を完全に防ぐものではありませんけどね。
耐久性に優れた「CORDURA(コーデュラ)」生地を使用
アクティブハイクは耐久性に優れる『CORDURA』生地を使用しているのも特長ですね。
【CORDURAって?】
コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。 高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている 出典:fashion-press.net
低価格だからといって決して耐久性をおろそかにしないところに好感が持てますよね。
靴の心配をせずガンガン歩けるのは大きなメリットでしょう。
片足の重さは368g(27.0cm)

もちろん板の重さはリセット済み
27.0cm片足の重さを量ってみると368gでした。
ローカットトレッキングシューズの中でも軽い方に入るのではないでしょうか。

気軽にハイキングを楽しむのなら軽い方が良いのは確かなのでこれは嬉しいポイントです。
重い靴を履くのはそれだけで腰が重くなる原因にもなりますからね。
実際に登山道で履いてみた
さっそく履いて山を歩いてきました!
雨上がりのやや曇った日でしたがほとんどぬかるみもなく、ちょうど歩きやすいタイミングでしたね。
ちなみに登山口までアクティブハイクで舗装路を歩きましたが”登山靴”という感覚はほぼなく、「ちょっとしっかり目の普段靴」といった感じでした。
見た目も悪くないし、これは本当に普段履きへと昇格してしまうかもしれない・・・。
思ったとおり足どりは軽い
さていくらか歩いてみたところ、重さを量ってみた通り十分軽く、段差も足どり良くグングン進めます。

汚れにくいことや耐久性があることを知っているので、靴の心配はまったくせず山の風景や登山に集中できますね。(安いからというのもある)
新品なのもあり履き心地にやや硬さはあるものの、しばらく歩くとほぼ気にならなくなるはず。
今日初めて履いたとは思えないほどいつのまにか馴染んでいて、気が付くと鼻歌うたいながら歩いてましたよ\(^o^)/
グリップも良く快適に歩ける
実際に山を歩いてみてもグリップ力はまったく問題ありませんね。
小石や小枝・落ち葉などの上もスリップすることはなく、十分快適に歩くことができました。


少し角度のある斜面でも滑ることはなかった
ある程度整備された登山道であれば、だいたいのところはこの一足でいけそうな気はします。
もちろん山には不測の事態もあるため、過信は禁物ですけどね。
場所や季節によっては滑ることもあるので注意
「グリップ力がある」と言っても、濡れた石や積み重なった落ち葉などではおそらくスリップするはず。
なので雨の中を歩くときや水の流れがある場所で使用する場合は、より注意するようにしたいところ。
私も冬山をいくときは落ち葉でよく滑るためいつも”スパイクシューズ”を履いて登ります。
狩猟とハイキングでは目的が違うので一緒にはできませんが、場所や季節によってはそれ専用のアイテムを使用することも検討してみましょう。
それほど通気性が良いわけではない
耐久撥水加工ということで、通気性にはあまり期待しない方がいいかもしれません。
まぁこれは仕方ない点ですね。
それでも往復で約1時間ほどの散策だと、足が蒸れて気持ち悪い!ということはありませんでした。
もしも長時間のハイキングで足が蒸れて困るような場合は、休憩時に一度脱いで乾燥させるのもアリかも。
さいわいにも脱ぎ履きしやすいですからね。
サイズ選びに迷ったらワンサイズ上で大丈夫そう
お店でジャストサイズを試し履きした時やや窮屈に感じたので、結局ワンサイズ上を購入しました。
実際に履いて歩くと概ね良好だったのでこれで良かったと思います。
ただ下り坂では靴の中で足が少し動くようにも感じたので、厚めの靴下を履くなどして調整する必要はあるかもしれません。

店舗で試し履きができるのであれば一度履いてみるのをオススメしますが、オンラインで購入する際に悩むのであればワンサイズ上を選べば大丈夫だと思いますよ。
やっぱり山登りは気持ち良い!
久しぶりに山登りをしましたがやっぱり山は気持ち良いですね!
真夏は暑すぎてとてもじゃないけど山に登る気になれませんでしたが、季節が秋へと移ろうにつれどんどん登りやすくなりリフレッシュできる機会が増えそうで楽しみです。
新たな相棒を手に入れたこともありしばらくはルンルン♪登山となりそう。
鼻歌まじりの気持ち悪いおじさんを山で見かけたらそれはきっと私です。
どうぞ気軽に声をかけてくださいね\(^o^)/コニチワ‐
まとめ:軽い山登りをするなら2020年9月発売のワークマン登山靴はアリ
今回は2020年9月に発売されたワークマンの登山靴『アクティブハイク』をレビューしました!
実際に履いてみても歩きやすく、整備された登山道でなら十分使えるアイテムだと感じましたね。
価格が驚くほど安いので、「山登り用の靴というものを試してみたい」という方にはおすすめの一足だと思います。
これからの気持ち良い季節、新しい靴と共にぜひハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。