年末が近づくとイヤイヤながらも向き合わなければならない『大掃除』、少しずつでも準備はできていますか?

年末はいつもなにかと忙しくなるので、できれば早めに準備しておきたいところですね。
先日買い物に寄った100均のダイソーで、『スプレー付きワイパー』というガラス掃除の便利グッズを発見したので試しに購入!
実際に使ってみましたので紹介したいと思います。

実は掃除のプロである国家資格『ビルクリーニング技能士(単一等級)』をもつ私。
100均商品といえどもそりゃ厳しくチェックしていきますよ!

興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
結論を先にまとめると
・案外使える
・容量は約120ml
・スプレーボトル代わりにも
窓ふきがラクになるダイソーのスプレー付きワイパー
まずはどんな商品なのかチェックしていきましょう。
形はよくある窓掃除用のスクイジーと同じですね。
違っているのは名前の通り”スプレー”が付いているところ。

このアイデアが商品最大の特長ですね。
商品タグ
「これ一つで2役」のキャッチコピーの通り、洗剤をスプレーしながらかき取れるので掃除の時短になりそうです。

商品情報
用途:窓そうじ
材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、アルミニウム、熱可塑性ゴム
販売店:ダイソー
価格:100円(税抜)
スプレー付きワイパーを実際に試してみた
さっそく実際に試していきましょう。
持ち手の部分は回せば簡単にはずせます。
そして中に洗剤を入れていくのですが、約120mlほどしか入りません。

洗剤を入れたら完成です。\カンタン♪/
そしていざガラス掃除してみました。
第一印象としては、思ったよりいい感じの使用感でしたね。
軽い汚れならこれだけでキレイになると思います。*汚水の拭き取りは必要ですよ
試す前まで「スプレーしながらかき取るの難しそう」と思っていましたが、やってみると一発でキレイになるし確かにこれは便利かも。

ガラス掃除に必要な道具が洗剤をいれたこのワイパーと拭き取り用のぞうきんだけになるので、子供や旦那にも手伝ってもらいやすくなりそうです。
ちょっとした遊び感覚でできますからね。
一方、気になった点。

汚れたガラス
ガラスの汚れがひどい時はさすがにちょっと厳しいです。

何度かやれば落とせそうですが、大変だしワイパーも傷めそうだしであまりおすすめしません。
なので結局、濡らしたスポンジなどであらかじめ汚れを落としてからの作業になるため、スプレー付きであるメリットはなくなりますね。

また商品自体はシンプルな作りのため、耐久性もあまり期待はできないでしょう。特にスプレー部分は壊れやすいので要注意です。

それからゴムの部分もクセがいきやすいので、保管する際は曲がらないよう注意が必要ですね。
ここまでを大体まとめると・・・
ココがおすすめ
・簡単にガラス掃除ができた
・家族にも手伝ってもらえそうな手軽さ
・100円とコスパ良し
ココが気になる
・ひどい汚れには厳しい
・スプレーの耐久性
100円という値段を考えると、多少のマイナスも余裕で目をつぶれますけどねっ。
プロが教える!ガラス掃除する際のポイント
ここで一つ「おまけ」として、プロが教えるガラス掃除の際のポイントをいくつか紹介しましょう。

ポイントは以下の通りです。
- 洗剤は台所洗剤を数滴だけ使う
- スクイジーは横方向にかける
- 一回ごとにゴムを拭く
ではそれぞれ詳しくみていきます。
洗剤は台所洗剤を数滴だけ使う
まず最初のポイントは、洗剤は台所洗剤を数滴だけ使うということ。

これはべつにケチっているわけではなく、台所洗剤数滴がちょうどいいからなんですね。
一般的な500mlのスプレーボトルの場合、台所洗剤を3.4滴。
もっと小型のスプレーボトルなら2.3滴でOKです。
ガラス掃除に使う洗剤
・500mlスプレーボトル=洗剤3.4滴に水をいっぱいまで
・小型(200mlなど)スプレーボトル=洗剤2.3滴に水をいっぱいまで
『ガラスクリーナー』というガラス用の洗剤もよく売られていますが、そのまま使えば濃すぎて洗剤分が残ったりスジができやすかったりするはず。
すでにお家にガラスクリーナーがある場合は、かなり薄めて使用すれば台所洗剤同様イイ感じに使えますので試してみてください。
もちろん洗剤濃度はガラスの汚れ具合にもよりますので、更に数滴追加するなど加減してみましょう。
スクイジーは横方向にかける
次のポイントは、スクイジーは横方向にかけるということ。

普通は上から下へ向かって動かす方が多いと思いますが、慣れていないとかき残しやスジが出来やすい原因に。
なので慣れるまでは横方向へスクイジーを動かすようにしてみましょう。

スクイジーのかける手順
さらにポイントを言うと、スクイジーは少しななめにすると水切れがよくなり、スジが出来にくくなりますよ。
一回ごとにゴムを拭く
最後のポイントは、一列ごとに毎回ゴムの水気を拭くということ。

たしかに面倒ですが、このひと手間でスジが残りにくくなるのでキレイに仕上がります。
水気を拭くといってもぞうきんや布でサッとひと撫でするだけでOK。
慣れるとリズム良くできるようになるので、せっかくの大掃除ですからぜひ少しでもキレイにしてみましょう。
まとめ:100円だし大掃除用に買うのはアリ!
100均のダイソーで見つけた、スプレー付きワイパーという便利グッズを紹介してみましたがいかがでしたか?
思ったより便利なアイテムで、単純にスプレーボトル代わりとしても使えて大掃除に役立ちそうです。
何よりやはり100円というのが嬉しいですよね。もしこれが1000円なら買うかどうか悩んでたのが正直なところ。(そしておそらく買わない)
大掃除グッズは年末近くなると品切れになりそうなので、気になった方はぜひ早めにチェックしてみてください。
もうちょっと良いスクイジーでワンランク上の仕上がりを追求したい方には、使いやすく水切れが良いこちらもおすすめ。