コストコのパンオショコラって2種類あるのご存知ですか?

実は、冷凍食品コーナー近くのもう一つのパンコーナーにもあるんですよね。
コストコのパンオショコラ2種
- パンオショコラAOP
- la fournee doree(ラ フルネ ドレ) バターパンオショコラ
以降の表記
パンオショコラAOP=AOP
la fournee doreeバターパンオショコラ=バターパンオ
と略しますっ。
バターパンオは存在がちょっと地味で、陳列されているけどあまり目立たないのがもったいないところ。

コストコにパンオショコラが2種類もあるなんて、これはもう食べ比べするしかないですよね。
ということで、早速どちらも購入し実際に比較してみましたよっ!
それぞれのパッケージは全然違う

左:バターパンオ 右:AOP
まずパッケージですが、パッと見でわかるほど全然違っています。
やはりしっかりしたプラ容器に入っているAOPの方が、出来たて感や大切にされてる感があって手にとりやすい印象。
一方、地味なバターパンオはベーグルみたいなビニールに包まれているだけなので、ちょっと安っぽく見えますね。
一緒に並んでいる低糖質パンなどと同じく雑多に置かれているのも、気づいても手を伸ばしにくい要因となっているかもしれません。
実はバターパンオは個包装
実は、バターパンオはまさかの個包装です。
個包装のパンオショコラなんて初めて見たので、ちょっと新鮮ですね。
安っぽいかと思ったけど案外しっかりされているようです。
個包装だと気軽に友人とシェアできるので買いやすいかも。
2種のパンオショコラを食べ比べ

左:AOP 右:バターパンオ
パッケージではやはりAOPの方が美味しそうに見えますが、実際食べ比べるとどうなのか?を検証していきましょう。
食べ方は下記の2通りを試してみました。
・そのまま
・レンジでチン
この2通りで違いはだいたい分かるはずっ。

お好みでレンジをトースターに変更しても良さそうですね。
そのままだとやっぱりAOP
そのまま食べ比べた結果は、やっぱりAOPの方が美味しく感じました。*個人の感想です
- しっとりなのにパリパリッとした食感
- AOPバターの芳醇な香り
- 絶妙なチョコの甘み
これぞ、割引されてたら毎回必ず買うコストコのパンオショコラよ!といったところです。

一方バターパンオはというと、パンオショコラというよりなんだか普通の菓子パンっぽいな・・・という印象。
決してマズくはないものの、わざわざこちらを選ぶ必要はないかなと感じましたね。
温めるとバターパンオが本気を出してきたお

レンチンした2種のパンオショコラ
ところがどっこい、レンジでたった20秒温めるだけで評価が大きく変わりました!
バターパンオに使われている上質なバターが溶け出してものすごくしっとりし、一口で「んー♪」という声が漏れ出るほど大変身です。
レンチン後のバターパンオ
- めちゃくちゃしっとり♪
- バターの良い香りが際立つ
- チョコがいいアクセントに
こんなカンタンに大変身するなら十分選択肢に入りますね。というより、温め前提なら私はバターパンオの方が好きです♪
おそらく子ども達も、温めたバターパンオの方がほどよい食べごたえ・甘み・香りがあって喜びそう。
AOPより1個のボリュームもあるので、おやつやティータイムのお供としてもコスパは良いですよ。
一方AOPもレンチンで美味しく食べられるものの、やわらかくなりすぎて食べごたえがほぼ無くなるのと、ちょっとベタつくようになるのが気になります。
レンチンする場合は10秒ぐらいで様子見するのが良いかもしれません。
それより、AOPはトースターを使って軽くリベイクする方が失敗しにくいので合っていますね。

各パンオショコラの商品情報を比較
気になる各パンオショコラの商品情報について、いくつか比較してみました。
比較項目は以下の通りです。
- 原産国
- 原材料
- 1個の重さ
- 栄養成分(100gあたり)
- 価格
そして結果を先にまとめると、下記のようになりましたっ。
パンオショコラAOP | 比較項目 | バターパンオ |
日本 | 原産国 | フランス |
小麦粉、バター、チョコ、砂糖など | 原材料 | 小麦粉、バター、チョコ、砂糖など |
998円(24個入り) | 価格 | 1080円(8個×2袋入り) |
26g | 1個の重さ | 46g |
熱量:403kcal、たんぱく質:7g、脂質:22g、炭水化物:43g、食塩相当量:0.9g | 栄養成分(100gあたり) | 熱量:422kcal、たんぱく質:8.9g、脂質:20g、炭水化物:46.6g、食塩相当量:0.9g |
*1個の重さと栄養成分は多少異なることがあります
*価格は購入時点のものです
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バターパンオはフランス製
AOPは各コストコ店舗で作られているのでもちろん日本製ですが、バターパンオはパンの本場フランス製となっています。

バターパンオ以外にもメニセーズなどコストコにはフランス製のパンがわりとあるのは、やっぱり美味しいと評価されているからでしょうね。
原材料はだいたい似ている

左:AOP 右:バターパンオ
表記を見比べてもわかる通り、主な原材料は小麦粉・バター・チョコ・砂糖とだいたい似ています。
そんな中、AOPにはフランス製の発酵バターが使われているということで、生地の美味しさや香りが商品の特徴となっていますね。

とはいえ、バターパンオも上質なフレッシュバターを使用しており、決して劣っているとは言えない点はさすがフランス製といったところでしょう。
価格はAOPに軍配
本体価格はAOPの方が約80円安いです。店舗で焼くため出来立てで容器もしっかりしてるのに意外ですよね。
それぞれ個数も違うため、1個当たりの値段も算出。
1個当たりの値段
- AOP=41.6円
- バターパンオ=67.5円
上記の通り、1個あたりで見てもAOPの方がお得ということに。
やはりバターパンオはフランスからの輸送費がかかる分、どうしても高めになるのでしょう。
1個の重さはバターパンオが一回り上

パンオショコラAOP

バターパンオショコラ
・AOP=26g
・バターパンオ=46g
1個当たりの重さは、バターパンオの方が一回りほど重かったです。
上記の重さを基準にそれぞれの個数をかけると、各商品のおおよその総重量が出るので計算してみました。
【AOP】26g×24個=624g
【バターパンオ】46g×16個=736g
その結果、なんとバターパンオの方が8個少ないにもかかわらず112gも多いということに!

総重量と本体価格とで計算すると、実はバターパンオの方がgあたりのコスパは良いということになりますね。
とはいってもすごい僅差ですけどっ。
栄養成分は大差なし
栄養成分に関しては、どちらも大差ないように感じました。
若干バターパンオの方が各項目の数値は高くなっているものの、あまり気にしなくてもいい程度でしょう。
そもそも、栄養成分をそこまで気にしている人はパンオショコラなんて食べないから!と思っているのは私だけじゃないはず。
バターパンオショコラはそのうち無くなることも!?
バターパンオショコラは2021年10月に新登場しましたが、いつまでも店頭にあるタイプの商品ではないかもしれません。
2020年に同シリーズの『ブリオッシュ』が販売されていましたが、いつのまにか消えていましたからね。
おそらくバターパンオショコラも、そのうち無くなってしまう運命のような気がします。

なので、気になったならまだあるうちに一度試しておくのがいいですよっ。
まとめ:定番のAOPに飽きたらバターパンオもアリ
コストコにはパンオショコラが2種類あるなんて、どっちを買うか迷ってしまいますよねっ。
食べ比べた結果、普段は定番のAOPで楽しみつつ、ちょっと飽きてきたら新発売のバターパンオショコラに手を出すのも十分アリだと感じました。
バターパンオショコラはレンジでほんの20秒温めるだけで美味しさがグッと増しますから、購入した際はぜひ一度お試しください。
個人的には温めたバターパンオの方が、素のAOPより好みでしたよっ。
価格はバターパンオショコラの方が少し高いものの、グラムあたりでみるとコスパはほぼ変わりません。
なので、安心して食べたいほう気になったほうを手にとればいいですよっ。
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