次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムでは使い方の違いに注意あり! - ザラムnote.

体験談

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムでは使い方の違いに注意あり!

*2020年6月15日更新

新型コロナウイルス感染症により、私達の感染予防に対する意識も確実に上がってきているように思います。

緊急事態宣言が出されたこともあり、より一層気を付けているという方も多いはず。

 

感染予防には除菌・殺菌が効果的なのはみなさんご存知の通りですね。私もこまめにせっけんでの手洗いやアルコール等で除菌するように心がけています。

手指の除菌は対策できるとして、気になるのはやはり『空間の除菌』ではないでしょうか?

換気を十分行うなどで対策されているところがほとんどだと思いますが、業種や建物によってはなかなか難しいところもあるようです。

そういう場合、除菌剤などを加湿器や噴霧器で霧散させるしかないような気もしますよね。

 

但し、この時に使う薬剤を誤ると、体に影響を与えることがあるので注意しなければいけません。

今回はそんな空間除菌を行う際の、除菌剤の違いについて共有してみたいと思います。

ご存知の方もそうでない方も、ぜひ今一度参考にしてみてください!

*2020年6月15日現在、世界保健機関(WHO)の「消毒液の噴霧を推奨しない」との見解から、加湿器等を使用しての空間噴霧は行わないようにとされています。

 


1.除菌ができる『次亜塩素酸水』と『次亜塩素酸ナトリウム』の違い

多くの菌に対してその殺菌効果が認められている次亜塩素酸(*参考 厚生労働省)について、使い方を誤らないように確認しておく必要があります。

ここでは『次亜塩素酸水』『次亜塩素酸ナトリウム』の違いについて見てみましょう。

『次亜塩素酸水』とは

・食塩水(塩化ナトリウム水溶液)や塩酸を電気分解する事により作られる「次亜塩素酸」を主成分とした水溶液の事。

濃度やPH値によって、医療分野から食品分野にまで幅広く使用されています。

 

主な使い道

・ウイルス対策

・アレルギー物質除去

・除菌・消臭

・食品添加物

次亜塩素酸水』は次亜塩素酸ナトリウムの約80倍の除菌力を持つ水溶液です。

次亜塩素酸水をスプレーなどで噴霧し、布などで拭くことでウイルス対策に使用することが可能。またアレルギー物質の除去にも使用できるとされています。

 

その上さまざまな細菌を不活化するため、イヤな臭いの消臭にも使われています。

加湿器や噴霧器に入れて使用可能*2020年6月15日現在、世界保健機関(WHO)の「消毒液の噴霧を推奨しない」との見解から空間噴霧は行わないようにとされています。。なので加湿器等を使っての空間噴霧は控えるようにしましょう。

但し、日光にさらされると劣化していくので遮光性容器などに入れる必要があります

*濃度によって有毒ガスが発生するため、『酸性洗剤』や『塩素系洗剤』と混ぜないように注意してください。

 

『次亜塩素酸ナトリウム』とは

・次亜塩素酸のナトリウム塩で、次亜塩素酸ソーダともいう。

水酸化ナトリウムの水溶液に塩素を通じて得られる。

 

主な使い道

・上水道の消毒

・プールの殺菌

・塩素系漂白剤など

身近なところでは家庭用に販売されている塩素系漂白剤として使われていますね。

水溶液はアンチホルミンという商品名で食品添加物としても使用されるそう。また殺菌料として野菜や果実の消毒にも使われています。*但し、出荷段階で除去されることが必須条件。

 

基本的には希釈して使用し、直接触れると手荒れなどを起こすので手袋が必要です。

ウイルスに対しては次亜塩素酸水と同様除菌効果があり手すりやドアノブなどの清拭に有効です。但し、金属腐食するため清拭後は水拭きをしましょう

また使用する際には『酸性洗剤』や『クエン酸』などと混ぜると有毒ガスが発生するため注意が必要

 

加湿器や噴霧器に入れての使用は、人体に有害なため望ましくない

次亜塩素酸水と同じく日光や熱によって殺菌力が低下するため、保管場所には注意しましょう。

液性:強アルカリ性


2.そもそも空間除菌って効果があるの?

手すりやドアノブなどに吹き付けて拭き取るなら除菌効果があると感じますが、『空間』に加湿器などで噴霧して果たして除菌効果はあるのでしょうか?

厚生労働省の資料によると、

次亜塩素酸ナトリウム液』の噴霧については吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。出典:厚生労働省

とあります。

なので、そもそも『次亜塩素酸ナトリウム液』の噴霧は控えておきましょう

 

では『次亜塩素酸水』についてはどうでしょうか?

次亜塩素酸水は除菌するとすぐ水になるため、人体への影響は少ないといえるでしょう*2020年6月現在、人体への安全性は認められていません。

日本万国家禽学会発行の論文によると、噴霧量の増加に伴い菌数の減少する傾向が認められたとする結果がある一方、(参考:https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010791765)

現時点では関係省庁などでその有効性は認められておらず、今後の検証によって確認する必要があるとされています。

なので公式な発表があるまで空間噴霧は行わずに、主に手すりやドアノブなどの除菌に使うという方法に留めておきましょう。

3.空間除菌をする際の注意点まとめ

まだまだ感染拡大に対して油断できない新型ウイルスですが、空間除菌で使用する除菌剤については注意しておきたいところです。

人体に有害なものを噴霧してかえって体調を崩した・・・なんてことにならないよう気を付けましょう。

 

そして今しばらく我慢の日々が続きますが、また思い切り遊べる日を楽しみにしつつ、手洗い・うがい等を地道に頑張りましょう。

-体験談

© 2020 ザラムnote. Powered by AFFINGER5