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体験談

2020年狩猟期終了!今期の成果と金額で見る単独猟師の実際を紹介

早いもので、あっという間に今年ももう4月ですね。新型ウイルスによる影響で日々の情勢が目まぐるしく変わっているため、同じように時の流れの早さを感じている方もいるのではないでしょうか?

 

さて、私においては冬の間だけですが「イノシシの罠猟」をしていまして、3月15日に今期の狩猟期間が終了「ホッッッ」としているところであります\(^o^)/

というのも私は仕事をしながらの”掛け持ち猟師”であり、それに完全に”単独での罠猟”ということで正直負担がかなり大きいのです('Д')

それでも怪我なく無事に終えることができたのは感謝ですね。

 

そこで今回は、2020年狩猟期の成果と金銭面から見る単独猟師の実際を少し紹介してみたいと思います。

「イノシシ罠猟とは一体どんなものか・・・」と興味ある方はぜひ参考にしてみてください!


 

1.今期の成果を紹介

まずは今期のイノシシ罠猟の成果を紹介していきましょう。

 

成果

・イノシシ(オス)2

・イノシシ(メス)2

オス・メスそれぞれ2匹ずつで計4匹の成果となりました\(^o^)/ 毎年3匹止まりでしたので今期は最高記録更新です。

大きさは大体

オス1=約60kg

オス2=約65kg

メス1=約70kg

メス2=約60kg

と、ちょうど良いサイズのものばかりでしたね。

猟師としては大物を狙いたくなるものですが、大イノシシは危険度が高まるしお肉も硬めな印象なので、個人的には中サイズがありがたいと思っています。

 

捕獲したオスイノシシの1匹

近寄ると突進してきます('Д')

オスは牙があるので、突進されると足の動脈を切り大怪我することも。

怪我を防ぐため「鼻取り」などの道具を使い、より安全に捕獲できるようにすることが重要です。

最近ではyoutubeに多くの方が狩猟動画を載せていますので、興味のある方は参考にしてみてください。

 

私は単独猟で生け捕りをしているため、獲物が掛かると鼻取り・捕縛・運搬と、すべて一人でしなければなりません('Д')

暴れるイノシシを捕縛するのも大変ですが、やはり運搬が一番大変ですね。

 

担いだり引きずったりして、数十分かけて山の中を運ぶこともしばしば。

過去に100kg超えの大イノシシ(オス)が掛かったことがあり、車へ運ぶまで2時間かかったこともあります。(後半力が入らず泣きそうに)

というように単独猟というのは思ったより大変なので、仲間がいるなら一緒の方が楽かもしれませんね。

 

 

今期はイノシシ以外にこんな動物が罠にかかりました。

アライグマです('Д')

アライグマやタヌキがイノシシの罠にかかるのは、動作する際の設定が軽すぎるため起こります。

なので体重が軽い動物が踏んでも作動しないようもっと設定を見直す必要がありますね。

 

それにしてもこの子、ものすごい丸々していましたよ。

普段近くで見る機会はほぼないのでしばしにらめっこしていましたが、よく見ると結構かわいいです。

近寄っても案外おとなしく、イノシシと違って攻撃してくることはありませんでした。

けど罠を外すため手を伸ばすとさすがに怒りますね。外す際は十分注意しましょう。(私は盾を作成して使っています)


2.金銭面から見る単独猟師の実際

次に、わな猟をしている理由の一つである「生活の足し」という面から見た猟師の実際を少し紹介してみます。

 

私がイノシシ猟を始めて3年が経過しましたが、ありがたいことに毎年3匹は捕獲できており、当初の目的だった「お肉の確保」は順調に達成できています。

ただ保健所認定の解体設備を持っていないため販売することはできず、すべて自家消費のために備蓄しています。(身内におすそ分けはしています)

 

真空パック保存した猪肉の一部

 

1匹から大体いつも15kgぐらいはお肉がとれるので、似た肉質である「豚肉」の相場1kg=1000円に当てはめてみると、1匹=約15000円。(実際イノシシ肉をお店で買う場合は1kg約4・5千円します)

そこから罠代1個約3000円(自作)を引くと約12000円分の儲けといったところでしょうか。かなり大雑把な計算ですけどね\(^o^)/

その他、狩猟登録料や猟友会費、ハンター保険代などがかかりますので、正直思ったほどお得ではないです('Д')

ざっくりとした金額一覧

費用

・猟友会会費、狩猟者登録費、ハンター保険=計約2万円(毎年)

・わな製作費1個=約3000円

・その他ナイフやロープなどの小物、装備類=約1万円+α

利益

・イノシシ肉1匹分=約15000円(プライスレス)

 

猟友会費などは年に一度払う必要があり、わな製作費も×運用する数だけかかります。

あと意外とバカにならない出費がその他の小物類ですね。

ナイフやロープはもちろん、山歩き用のシューズやズボンペンチやノコギリなどの工具類に見回りする際のガソリン代などなど・・・。

細かくチェックしていませんが会費以上にかかっているはず。

狩猟をするならそれなりに覚悟は必要だということですね('Д')

 

一方、利益はというともちろんイノシシ丸々1匹です\(^o^)/

単独猟ならすべて自分の物にできるのでやりがいはありますね。

1シーズン3匹も獲れれば、真空冷凍保存して一年近くお肉には困らないということも可能に。

専用冷凍庫もシシ肉でいっぱい

 

それに金額では表せない、いろんな体験や経験も大きな収穫となりますね。

ある意味お金よりこっちのほうが重要かもしれません。私も地元の農家さんと仲良くなり、捕獲する代わりに農産物を頂いたりなど新たな交流ができました\(^o^)/

狩猟することで結果的に農家さんの役にも立つことができ、誰かのためになっているならやってて良かったなと思えるようにもなりました。

まぁ、見回りはしんどいですけどね('Д')

3.狩猟免許を取るには

狩猟免許には

・第一種銃猟免許:銃器

・第二種銃猟免許:空気銃

・わな猟免許:わな

・網猟免許:網

があり、自分が必要とする免許試験に合格する必要があります。

 

住んでいる地域によって試験日などが異なるので注意が必要ですが、事前に有料の講習会が開催されていますので受講することをお勧めします。

受講することで合格率がかなり上がるはずなので!\(^o^)/

 

よければ狩猟免許取得の記事を参考にしてみてください!


4.今期の成果と狩猟の実際まとめ

今期の狩猟成果を紹介してみましたがいかがでしたか?

単独で4匹も獲れば、次の猟期(11月15日~)までお肉の心配はしなくても良さそうです\(^o^)/

 

金銭面からみるとそれほどお得ではないかもしれませんが、体験や経験も含めると大きな収穫があるといえるでしょう。

怪我などのリスクや時間的な制限もあったりと決して簡単ではないものの、興味があり「やりたい!」と思えるなら一度踏み込んでみる価値はあるかも。

 

私もまったくの素人から始めてなんとかやれていますので、要領の良い方ならきっとうまくできると思います。

よければ貴方もハンターライフに身を投じてみては?!

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