2021年8月、コストコで新しいパンを発見したのでさっそく購入してみました!
その名も『ジャーマンブラウンローフ』といい、簡単にいえばドイツパンみたいな商品です。

頭のスミでは「グルテンの摂りすぎに注意しないとな・・・」と思いつつも、無類のパン好きなので売り場では3秒しか悩みませんでしたね。

そんなパン好きな私がさっそく朝食に食べてみましたので、率直な感想をレビューしていきます。
あわせて、以前コストコで買った穀物系の似たパンとの違いもカンタンにまとめましたので、比較結果をもとにあなたに合った一品を選ぶ参考にしてみてください。
コストコのジャーマンブラウンローフとは?

ティッシュ箱より大きいパン
コストコのパンコーナーにひっそりと置かれている新発売?の雑穀パンです。
写真の通り、並べるとティッシュ箱より大きいのが印象的ですね。

商品情報は以下の通り。
【商品名】ジャーマンブラウンローフ
【内容量】2本
【価格】698円(税込)*購入時点
【消費期限】加工日より2日
【品番】#93470
2本で698円ということで、1本あたり約350円の計算です。
このサイズの雑穀パンを街のパン屋さんで買おうとすればもっとお値段するので、コスパは確実に良いといえるでしょう。

原材料名
小麦粉、ヨーグルト、サワー種、ソルガム、大麦麦芽エキス、イースト、サワーモルト、小麦グルテン、ライ麦麦芽粉、焙煎小麦麦芽粉、食塩、ぶどう糖、植物油 / ph調整剤、安定剤(グァーガム)、膨張剤、V.C、乳化剤(一部に小麦、乳成分を含む)
生地にヨーグルトが使用されているのは特徴的ですね。
個人的には毎朝食べるほどのヨーグルト好きなので、どんな相乗効果があるのか楽しみです。
栄養成分表示(100gあたり)
熱量 | 258kcal |
たんぱく質 | 9g |
脂質 | 1g |
炭水化物 | 55g |
食塩相当量 | 1.4g |
見た目通りの味でやや酸味が強め

包丁でキレイに切れる
さっそく朝食に食べてみました!
まずはそのまま何も付けずに食べましたが、見た目通りいかにも雑穀パン!って感じの味でしたね。
ただ、生地に使用されているというヨーグルトの風味はあまりわかりませんでした。むしろ、普通の雑穀パンよりやや酸味が強めな印象があり、正直そのままだとちょっと食べづらいかも・・・。

【サワー種とは?】
小麦やライ麦の粉と水を混ぜてつくる生地に、乳酸菌と酵母を主体に複数の微生物を共培養させた伝統的なパン種。特有の強い酸味と風味をもつ。by:wikipedia
せめてトーストでもすればグッと食べやすくなりそうな気配はありますけどね。
ということで、次はトーストして実食していきますよっ。
トーストしてバターを塗ってみた

トーストしてバターを塗った状態
2枚目はトーストしてバターも塗って食べてみました。
穀物パンってすこしパサつきがちなため、バターがよく染みわたってとても美味しそう♪
一口食べてみると、表面はサクッと香ばしくて噛むとバターの風味が口にひろがります。ウマ~い。
酸味もあまり感じずとても食べやすくなりますね。パンにはやっぱりバターやで!
ドイツパンだからってべつにややこしい食べ方しなくてもOKです。
食パンと同じように焼いてバターを塗るだけで十分おいしく食べられますからねっ。
ケチャップハムチーズでトーストしてみた

ケチャップとチーズとハムで
もう1枚ぐらい食べられそうだったので別の食べ方にチャレンジ。
ということで、定番のピザ風にして食べてみることに。
【トッピング】
・ケチャップ適量
・スライスチーズ
・ハム
まず失敗はない鉄板の食べ方ですよね。
全部乗っけてからトーストすれば完成です。
さっそく一口。
・・・・・
「うん、思ってた通りの味で美味しいわ(笑)」
もはやドイツパンの風味なんてかけらもない食べ方だけどやっぱりコレっしょ!子どももきっと好きな味付けで、パクパク食が進むこと間違いなしです。
1本が大きいので、ちょっとぐらいこんな食べ方で楽しんでみるのもいいですよねっ。オススメです。
コストコの他のパンとどう違う?
コストコには今回買ったドイツパンに似た”ハード系”のパンがいくつかあります。
「見ただけじゃよくわからないけど・・・それぞれどう違うの?」と気になりますよね。

そこで全部食べたことのある私が、それぞれの特徴を簡単に比較してまとめてみました。
今回比較するコストコのパンは以下の3つです。
- アーティザンロール
- ジャーマンブラウンローフ
- 石窯焼きラスティックブレッド

比較項目は・・・
- 価格
- 原材料
- 栄養成分(100gあたり)
- 食感
- リピート率
ザッと上記の通りです。
『食感』はトーストしたときの感想を記しています。
また『リピート率』とは、「私個人がどれぐらいリピートしたいか?」を独断と偏見で数値にしたものなのであしからず。
コストコのパンを比較!
アーティザンロール | ジャーマンブラウンローフ | 石窯焼きラスティックブレッド | |
価格(税込) | 798円 | 698円 | 599円 |
主な原材料 | 小麦粉、食塩、イースト | 小麦粉、ヨーグルト、サワー種 | 小麦粉、サワー種、イースト |
栄養成分(100gあたり) | 【熱量】240kcal 【炭水化物】48g 【食塩相当量】1g | 【熱量】258kcal 【炭水化物】55g 【食塩相当量】1.4g | 【熱量】252kcal 【炭水化物】52g 【食塩相当量】1.1g |
食感 | 外かためで中もっちり | 外かためで中サクッ | 外かためで中もっちり |
リピート率 | 95% | 20% | 60% |

価格は石窯焼きラスティックブレッドが12個入り599円と一番安く、手にとりやすいですね。

石窯焼きラスティックブレッド
原材料の2番目にサワー種と表記されているように、やや酸味が強い印象のパンです。
トーストすると外はカリッ中はもっちりとした食感で、パン好きならきっと楽しめるはず。
ただ個人的にはどうしても酸味が気になってしまったので、リピート率は60%といったところですね。
今回レビューしているジャーマンブラウンローフは、価格的にちょうど中間に位置しました。

スライスしたジャーマンブラウンローフ
やはりヨーグルトが使われているのは唯一で、本商品の特徴になっていますね。
ただ、熱量/炭水化物/食塩相当量のどれも一番高く、意外とヘルシーさで出遅れてるのかなという印象。

個人的にはすこしパサつきと酸味が気になるため、リピート率は20%と辛口になりました!
アーティザンロールは12個入り798円と、3種の中では一番価格が高いです。
けど1個のサイズがかなり大きく、決してコスパは悪くないのがポイント。
原材料も[小麦粉、食塩、イースト、大麦麦芽粉]のみと、とてもシンプルで好印象です。
栄養成分も3種の中で一番低く、ヘルシーなのに満足できる一品ですよっ。
実際に食べてもカリッモチッ!と最高に美味しく、なにも付けなくてもパクパク食べられました。
もちろん文句なしのリピート率95%ですよ!

3種どれを買って後悔!ということはありませんでした。
それぞれの美味しさがあるので、ご自分の好みや食べ方にあわせて選べば大きな失敗はないでしょう。
ジャーマンブラウンローフの代わりに『トルタサンドイッチロール』というコストコの定番パンを加えたハード系パンの比較記事も書いていますので、どのパンを買えばいいの!?とまだお悩みの方はチェックしてみてはっ。
まとめ:ヨーロッパ的なパンが好きなら試す価値あり
ジャーマンブラウンローフは見た目通りの味わいで、ヨーロッパ的なパンが好きならきっと楽しめる一品でしょう。
ただ個人的には酸味が気になり、結局ピザ風に食べるのが一番食べやすかったかな。
消費期限も約2日とあまり長くないため、残った場合は早めに冷凍保存しておくのが良いですよ。
コストコの似たハード系パンと比較した場合、どうしてもすこし劣ってしまう印象はあります。
もちろん、好みは人それぞれですからあくまで個人の感想ですけどねっ。
ドイツパンということで、ソーセージやスープと一緒に食べればもっと本格的な味わいを楽しめるかもしれません。
我が家にもまだ1本以上残っているので、次はぜひ試してみることにしますよ!