みなさんは「またなげ」というボールを使った遊びをご存知でしょうか?
私が小学生の頃、休み時間にはいつもこの遊びをしていたのをよく覚えています。
今から約30年前なので、1990年頃でしょうか。
この遊びは全国でされているのだと思っていましたが
どうやら知らない人も結構いるようです。
私は兵庫県の田舎近くで遊んでいたので
もしかしたら関西地方特有なのかもしれません。
今回はそんな「またなげ」の紹介をしたいと思います。
ボール一つででき意外と熱く盛り上がる遊びなので
是非ルールを覚えて遊んでみてください!
またなげはボールを使って相手と1対1の勝負をする遊びです。
相手と適度に離れて向かい合い、
ボールを投げ合って落とした方が負けになります。
単純な遊びですが少し変わったルールがあり、
やり始めると意外と盛り上がるはずです。
私の小さい頃は順番待ちするほど盛り上がり、
「どこまで連勝を延ばせるか」とか、
「勝ち抜き戦でチャンピオンを決めたり」とか、その場その場でミニ大会を開いて熱くなりましたね。
使用するボールの大きさはなんでも良いですが、
目安としてバレーボールやドッジボールのような大きさとやわらかさのボールが遊びやすいと思います。
小さいお子さんが遊ぶ時は、さらにやわらかいゴムボールなどでも良いでしょう。
ドッジボールに似た遊びなので、万が一顔に当たっても痛くないボールがオススメです。
相手との離れる距離は、小学生だと3m~4mぐらい。
大人で3m~5mぐらいが適当でしょう。
両手でボールを持ち、股から投げて相手に十分届く距離にしましょう。
勝敗がすぐつく遊びなので、1試合あたり3ポイント先取で勝利!とか、
その場で勝敗のつき方を決めてから試合開始します。
たくさん順番待ちしている場合は、1回でも落とした方が次の人と交代して回転を早めます。
このへんのルールは自由なのでその場に合うように決めてみてください!
相手との距離を決めたら両者その場から動いてはいけません。*ゆるく遊ぶなら動いてもOKに変更可能。
一歩も動かずにまずどちらかが両手で、ボールを股のあたりから振りかぶって投げます。
投げられた方も動かずにキャッチするのですが、
この時両手で取れば同じように両手で投げ返し、
もし片手で取れれば片手で思い切り投げ返すことができます。
それから両手取り・片手取りの他にもう一つ、クロス取りという取り方があります。
手をクロスさせてキャッチすることができれば、
3歩相手に近寄ることができそこから片手で投げられます。
近くから思い切り投げられるので、またなげの必殺技といえるでしょう!
遊びで注意するポイントは、相手の顔面を狙うのはダメだということと
片手取りの時に胸を使うのも禁止です。
片手取りやクロス取りをしようとして動いてしまうと
ペナルティとして両手投げにするか、
動いた時点で負けにするか、前もって決めておくとわかりやすいでしょう。
勝つポイントはまず片手取りを成功できるかどうかです。
難しいけど片手で投げることができれば勝つ確率が上がるぞ!
ミスをおそれず片手取りに挑戦するべし!\(^o^)/
それからなんといっても必殺技のクロス取り!
3歩も近づくことができて、しかも片手投げ!
これができればもう勝ったも同然!\(^o^)/
しかし、あまり多用するとみんなから嫌われるぞ! 必殺技はほどほどに(^_-)-☆
最後のポイントとしては両手投げを極めること。
これができれば最強に近いぞ。
両手から相手もキャッチできないような強烈なボールを投げることができれば、
バッタバッタと討ち取ること間違いなし。
片手取りもクロス取りもさせるスキを与えない、最強の戦法だ!
ただしそう簡単にはいかないので、よく修練すべし!
4.まとめ
いかがでしたか?ボールを使った昔の遊び「またなげ」の紹介をしました。
遊びといってもやり始めると熱くなり、もはやプライドを賭けた戦いのような気にさえなってきます。
シンプルな遊びなのでルールを覚えるのが子供でも簡単ですし、
ボール一つでどこでもできる気軽さがいいですね。
親子で勝負をするも良し! 同僚や友人と力比べをするも良し!
楽しく・熱く、真剣にやればきっと盛り上がるのでぜひ遊んでみてください!