結論を先にまとめると・・・
・お肉の代わりにはやや厳しい
・けど普通に美味しい
・『ブロックタイプ』が案外小さい
・独特の食感がクセになりそう
最近よく目にするようになってきた『大豆のお肉』というのをご存知ですか?
文字通り大豆を”肉”のように加工した、低脂質・低カロリー・高タンパクな『植物性たんぱく質』食品のことですね。

そんな『大豆のお肉』がコストコでも売られていたので、本当はあまり気が進まないのですが物は試し!ということで購入してみることに。

なんでも”お肉の代わりにそのまま使える”とのことですが、「いやいや、代わりにはならんでしょう!」という先入観がすでにあり、かなりマイナスからの評価となりそうな予感です。
ということで今回は初めて試してみる『大豆のお肉』、いわゆる”大豆ミート”のレビューをしてみたいと思います。
ご存知の方もそうでない方も、興味があればぜひ参考にしてみてください。
コストコの『大豆のお肉』紹介
まずは簡単に商品紹介をしていきましょう。
『大豆のお肉』は”マルコメ味噌”でお馴染みの『マルコメ株式会社』が製造・販売する、レトルトタイプの大豆加工食品です。

商品パッケージに『大豆のお肉』についての表記がありました。
【大豆のお肉】とは、栄養豊富な大豆を原料とした脱脂大豆加工食品です。大豆の油分を搾油して加熱加圧・高温乾燥させて出来ています。お肉のような食感で、お肉の代わりとして使用できます。

大豆のお肉の特徴
・高タンパク
・お肉と間違えるほどの食感
・大豆の栄養を手軽に食べられる

面倒な湯戻しや水切りなしでそのまま食べられるのがポイントですね。
【3種×2袋】入りで、タイプはそれぞれ以下の通り。
・フィレタイプ(90g)×2
・ミンチタイプ(100g)×2
・ブロックタイプ(90g)×2
用途に合わせて使い分けられるのが嬉しい。
【原材料名】
[各タイプ共通]:脱脂大豆加工品(脱脂大豆、醤油)、米みそ、酵母エキス粉末 / グルコノデルタラクトン(一部に小麦・大豆を含む)
内容量:560g
栄養成分表示(1袋100gあたり)
名称 | 大豆のお肉ミンチタイプ |
エネルギー | 104kcal |
たんぱく質 | 17.5g |
脂質 | 0.9g |
コレステロール | 0mg |
炭水化物 | 9.1g |
-糖質 | 3.9g |
-食物繊維 | 5.2g |
食塩相当量 | 0.2g |
栄養成分表示(1袋90gあたり)
名称 | 大豆のお肉フィレタイプ |
エネルギー | 94kcal |
たんぱく質 | 15.5g |
脂質 | 0.9g |
コレステロール | 0mg |
炭水化物 | 8.3g |
-糖質 | 3.6g |
-食物繊維 | 4.7g |
食塩相当量 | 0.2g |
栄養成分表示(1袋100gあたり)
名称 | 大豆のお肉ブロックタイプ |
エネルギー | 95kcal |
たんぱく質 | 15.9g |
脂質 | 0.9g |
コレステロール | 0mg |
炭水化物 | 8.1g |
-糖質 | 3.4g |
-食物繊維 | 4.7g |
食塩相当量 | 0.2g |
商品番号:#0022582
私が購入した時は1198円でした。*2020年6月時点
”お肉の代わり”に色々試してみた!

まずは『ミンチタイプ』から。
中身を見てみると、確かにミンチ状ですがお肉っぽさは・・・どうでしょう。
わりとパサパサとした感じです。
あと開けた時の香りがやっぱり”大豆”ですね。
とりあえず手軽に『そぼろ』にしてみました。
甘辛く味付けしつつ炒めただけの簡単調理です♪
さてそのお味は・・・
・・・・・
「おっ、意外とイケるかも!?」
甘辛く味付けしたおかげか、それほど大豆っぽさもなく普通に美味しくできました\(^o^)/
食感もほどよい弾力があり、あたかも肉を食べてるかのような錯覚を体験できますね。

ただ、噛み続けてるとやはり豆の味がしてきます。
私は豆好きなので問題ないですが、苦手な方は少し気になるかもしれない・・・といった程度ですけどね。
ドライカレーにも入れてみました。
これも普通に肉っぽく食べられましたよ\(^o^)/
やはりポイントは”濃いめの味付けが合う”というところですね。

続いて『フィレタイプ』を使ってみましょう。
ミンチタイプより塊が大きくなり、やや細長い形状をしています。
形が違うだけで臭いはやはり大豆ですね。
何を作ろうか悩みましたが、今回は『ゴーヤーチャンプルー』にしてみました!
見た目はなかなか良さげですよ?
果たしてお味は・・・
・・・・・
「うん・・・肉っぽいけどやっぱり豆やね。」
食感こそ肉っぽいけど、大きいせいか噛むと豆の味がしてなかなか”肉”として認識するのは難しそうかな。

けど肉を食べた気にはなれそうなので、肉を食べたいけど控えてるという方などにはいいかもしれません。

ゴーヤーチャンプルーも少し濃いめの味付けがオススメです。
そして最後は『ブロックタイプ』。
こちらは開封前から『鶏のから揚げ風』にしてみようと思っていたのでちょっと楽しみです♪
いざオープン!
「・・・・・」
「えっ、思ったより塊が小さいんですけど・・・!」
”ブロック”っていうからてっきり唐揚げサイズかと思いきや、想像の3分の1ぐらいの大きさでした。

でももう唐揚げをする準備してたので、このまま進めてしまいますよ!
衣を付けて、肉と同じように揚げていく~。
小さかった分、油の量が少なく済んだのでそこは良かったよ。
揚げながら無理やりくっつけて大きい一つにしようと試みましたが、そんな甘くないですね。

そして完成。
鶏の唐揚げ・・・・にはちょっと見えないか。
どちらかといえば”鶏皮の唐揚げ”といった感じに。
まぁこれはこれで美味しそうなので、ちょっと期待していざ一口。
・・・・・
「う~ん、悪くないけど・・・やっぱり豆かなぁああ」
衣が上手に揚がってたので食感は唐揚げそのものでしたね。
けど噛むとやっぱり大豆の味がするので、どうしても鶏肉の代わりとして用いるのは厳しそうです。

その後「いやー、肉の代わりは厳しいなぁ!」などと呟きながらも、あっという間に全部平らげてしまいました。

続けて食べてると、なんだか大豆ミートの「モニュモニュ」した食感が妙にクセになり、ついパクパクと食べてしまう・・・・そんな不思議な魅力がありますね。
これはこれで一つの新たな食材として、色んな使い方をしても面白そうです。
というわけで色々試してみましたが、結論としては【肉の代わりにはならないが普通に美味しい】といったところでしょうか。
もっと料理上手な方がアレンジすればきっと格段に美味しくなると思うので、ぜひ色々試してもらいたいですね。
大豆ミートを購入するには?
今回紹介した『大豆のお肉』はコストコで購入しましたが、なかなか行けない方などはインターネットでも購入できます。
『大豆のお肉』以外にも様々な種類の大豆ミートが販売されているので、興味のある方はぜひチェックしてみては!?
コストコで買った『大豆のお肉』まとめ
今回はコストコで買った『大豆のお肉』をレビューしてみました!
あくまで私の評価ですが、肉の代わりとするにはやや厳しいものの普通に美味しく、料理次第では十分箸が進みますね。
今後、肉の食べ過ぎなどで控える必要がある時には、大豆ミートで我慢する・・・という選択肢も出てきそうです。
賞味期限も生肉に比べて断然長いので、保存用としても良いかも?
ぜひ貴方も一度、大豆ミートを試してみてください!